TOTO床ワイパー洗浄で浴室掃除が劇的に変わる!機能とメリットを徹底解説

床ワイパー洗浄

浴室掃除、特に床のぬめりや水垢との戦いに疲れていませんか?「毎日掃除しているのに、すぐに汚れが戻ってくる」「腰をかがめての床掃除が辛い」そんな悩みを抱える方に、革新的な解決策として注目されているのがTOTOの床ワイパー洗浄機能です。

リフォーム業界で19年間、数多くの浴室リフォームを手がけてきた私が、この機能の実力と導入のポイントを詳しく解説します。

目次

床ワイパー洗浄機能とは?

床ワイパー洗浄

TOTO床ワイパー洗浄は、浴室の床を自動で洗浄してくれる画期的なシステムです。具体的には、浴室の床面に設置されたノズルから、きれい除菌水と水流を噴射し、床全体を洗い流します。

仕組みの詳細

この機能の核となるのは、TOTOが開発した「きれい除菌水」です。これは水道水を電気分解して作られる次亜塩素酸を含む水で、除菌効果を持ちながら時間が経つと元の水に戻るため、環境にも優しい特徴があります。

床ワイパー洗浄は、入浴後にボタン一つで作動します。約3分間、床全体に水流を噴射しながら、皮脂汚れや石鹸カスを洗い流し、さらにきれい除菌水で菌やカビの繁殖を抑制します。排水口に向かって効率的に水を流す設計により、汚れを残さず排出する仕組みになっています。

従来の掃除方法との比較

床ワイパー洗浄

手作業での掃除

従来の浴室床掃除は、ブラシやスポンジを使って腰をかがめ、床全体をこする必要がありました。特に目地部分や排水口周辺は、念入りにこすらないと汚れが取れません。週に2〜3回、1回あたり10〜15分程度の時間を要していた方が多いのではないでしょうか。

床ワイパー洗浄を導入すると

毎日の入浴後、ボタンを押すだけで自動洗浄が完了します。所要時間は約3分で、その間は他のことができます。実際に手でこする掃除は、週1回程度の軽い拭き掃除で十分になります。

比較表

  • 時間: 週30〜45分 → 週5〜10分(約70%削減)
  • 労力: 腰をかがめて全体をこする → ボタン操作と軽い拭き掃除
  • 洗浄剤: 必要 → ほぼ不要(除菌水で対応)
  • 効果: 物理的な洗浄のみ → 洗浄+除菌効果

実際の掃除頻度の変化

床ワイパー洗浄

私が担当したお客様の実例をご紹介します。

Aさん(50代女性)のケース

  • 導入前: 毎日ブラシでこすり洗い、それでも週末に本格掃除が必要
  • 導入後: 毎日は床ワイパー洗浄のみ、月2回程度の軽い拭き掃除

Bさん(60代夫婦)のケース

  • 導入前: 週3回の床掃除、腰痛が悩みの種
  • 導入後: 週1回の簡単な拭き掃除のみ、腰への負担が激減

多くのユーザーから「床のぬめりがほとんど気にならなくなった」「カビの発生が明らかに減った」という声をいただいています。特に梅雨時期や冬場の結露が多い時期でも、床の清潔さを保ちやすいという評価が高いですね。

他メーカーとの比較

床ワイパー洗浄

浴室の自動洗浄機能は、他メーカーも提供しています。主要な違いを見てみましょう。

LIXIL「キレイサーモフロア」

LIXILは床材自体に防汚性能を持たせたシステムです。汚れが付きにくい特殊な表面処理を施していますが、自動洗浄機能は別オプションとなります。床材の質感や保温性は高評価ですが、TOTOのような除菌水システムは搭載していません。

パナソニック「スゴピカフロア」

パナソニックも床の防汚性能に注力していますが、やはり自動洗浄は別オプションです。有機ガラス系の素材で汚れをはじく仕組みですが、積極的な除菌効果という点ではTOTOに一歩譲ります。

TOTOの優位性

TOTOの床ワイパー洗浄の最大の特徴は、「きれい除菌水」による除菌効果です。単に汚れを流すだけでなく、菌の繁殖を抑制することで、より長く清潔さを保てます。また、ノズルの配置と水流設計が計算されており、床全体を効率的にカバーする点も優れています。

費用対効果を考える

床ワイパー洗浄

初期費用

床ワイパー洗浄機能を含むTOTOのシステムバス「サザナ」や「シンラ」では、標準仕様のプランに対して約15〜25万円程度の追加費用となります(グレードや施工条件により変動)。決して安い金額ではありませんが、長期的な視点で考えることが重要です。

ランニングコスト

  • 水道代: 1回あたり約20〜30リットル使用、月900〜1,350円程度の増加
  • 電気代: わずかな電気分解コストのみ、月100円以下
  • 洗剤代: 従来より大幅に削減、月500〜1,000円程度の節約

時間価値の換算

週30分の掃除時間削減を時給換算すると、仮に時給1,500円として月間約9,000円の価値があります。10年間で考えれば108万円相当の時間を生み出すことになります。

健康面のメリット

腰をかがめる作業の削減は、特に中高年層にとって大きなメリットです。腰痛や膝痛のリスク軽減は、医療費削減にもつながります。

結論: 初期投資は約20万円でも、時間・労力・健康面を総合的に考えれば、5〜7年程度で十分に元が取れる計算になります。

メンテナンス方法のポイント

床ワイパー洗浄を長く効果的に使うためのメンテナンスをご紹介します。

日常のお手入れ

  1. ノズルの確認: 月1回程度、ノズル穴に詰まりがないかチェック
  2. 排水口の清掃: 週1回程度、髪の毛やゴミを取り除く
  3. 換気: 洗浄後は換気扇を回し、しっかり乾燥させる

定期メンテナンス

  • フィルター掃除: 3ヶ月に1回、きれい除菌水生成ユニットのフィルターを清掃
  • カートリッジ交換: 機種により異なりますが、2〜3年に1回程度
  • 専門点検: 5年に1回程度、専門業者による点検がおすすめ

注意点

床ワイパー洗浄は非常に優秀ですが、万能ではありません。完全に手掃除をゼロにできるわけではなく、月に数回は目視で確認し、必要に応じて軽く拭き掃除をすることで、より長く清潔さを保てます。

また、入浴剤の種類によっては、ノズルの詰まりや除菌水の効果低下を招く可能性があります。TOTOが推奨する入浴剤を選ぶか、使用後は通常の水でよくすすぐことをおすすめします。

まとめ:こんな方におすすめ

リフォーム業界19年の経験から、床ワイパー洗浄機能をおすすめしたいのは以下のような方です。

  • 共働き世帯: 掃除時間を確保しにくい方
  • 高齢者がいる家庭: 腰をかがめる作業を減らしたい方
  • アレルギー体質の方: カビや菌の繁殖を抑えたい方
  • 清潔志向の強い方: 常に浴室を清潔に保ちたい方
  • 長期的な快適さを重視する方: 初期投資よりも日々の快適さを優先できる方

浴室は毎日使う場所だからこそ、清潔さと使いやすさへの投資は、生活の質を大きく向上させます。TOTO床ワイパー洗浄は、単なる便利機能ではなく、あなたの時間と健康を守る、価値ある選択肢といえるでしょう。

浴室リフォームをお考えなら、ぜひショールームで実際の機能を体験してみてください。実物を見て、水流の強さや操作性を確かめることで、より納得のいく選択ができるはずです。

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